マスター・ストアまたは送信側ストアに対し、このプロシージャが呼び出された時点の書込みLSNにサブスクライバが追いつくまで待機させます。ttRepSubscriberWaitプロシージャによって、プロシージャのコール時点までにコミットされたすべての更新が、subscriberStoreNameサブスクライバに送信されていること、およびサブスクライバがサブスクライバ・データ・ストアで更新が永続的にコミットされたことを認識していることが保証されます。
waitTimeパラメータを-1に、subscriberStoreNameパラメータをNULLに設定した場合、プロシージャのコール時点までにコミットされたすべての更新がすべてのサブスクライバに送信され、更新が永続的にコミットされたことをすべてのサブスクライバが認識するまで、ttRepSubscriberWaitプロシージャは結果を返しません。
緊急レスポンスが必要な場合は、ttRepSubscriberWait関数を使用しないでください。RETURN RECEIPTサービスを使用してください。
アクセス制御がTimesTenのインスタンスに対して有効である場合、このプロシージャにはADMIN権限が必要です。
ttRepSubscriberWait (replicationName, replicationOwner, subscriberStoreName, subscriberHostName, waitTime)
ttRepSubscriberWaitには、次のパラメータがあります。
ttRepSubscriberWaitは次の結果セットを返します。
列 | データ型 | 説明 |
timeOut | BINARY(1) |
0x00: 指定されたwaitTime内で待機は成功しました。指定されたサブスクライバは、このプロシージャがコールされた時点の書込みLSNと同期されています。十分な時間が割り当てられていない場合、TimesTenは0x01を返します。 |
定義済レプリケーション・スキームが1つある場合に、SERVER2上のサブスクライバREPが追いつくまで送信側データ・ストアを10分待機させるには、次のように実行します。
このプロシージャは、TimesTen Data Manager ODBCアプリケーションでのみサポートされます。TimesTen ClientまたはJDBCアプリケーションではサポートされません。
『Oracle TimesTen In-Memory Database C開発者およびリファレンス・ガイド』のttRepDuplicateEx
ttReplicationStatus
ttRepPolicy
ttRepStart
ttRepStop
ttRepSubscriberStateSet
ttRepSyncGet
ttRepSyncSet